相続税
2010年12月24日 金曜日
相続税の基礎控除
先日、政府税制調査会による23年度税制改正大綱が発表され、
相続税の基礎控除が従来の5,000万円+1,000万円×相続人の数から
3,000万円+600万円×相続人の数とするとされたわけですが、
現在、相続税を課税されているのは、
年間に亡くなる人が約110万人だとしたら、その4%程度のようですが、
今回の改正により6%台になるとされています。
しかし、これを首都圏だけ見ると、
その数字はおよそ倍になるようで、
10%を超えてしまいます。
つまり、首都圏の場合に限れば、
亡くなった方の実に1割以上の方に相続税がかかることになるのです。
これからの時代は、残される人の事も考えて、
一度はきちんと、生前から相続税の事も考えておくべきなのでしょうね。
佐藤
投稿者 司法書士・行政書士 佐藤祐一事務所 | 記事URL